歯の強化


よく噛むことが歯と歯ぐきを丈夫にする

歯の大きさや形、歯並びなどあり、ある程度遺伝的要素が強いですが丈夫で健康な歯を作るには、食べ物や生活習慣など後天的な要素が重要であることは間違いありません。
歯を発達させるには「よく噛む」ことが大切です。
よく噛むことでアゴの筋肉が発達し、歯にカルシウムがしっかり補給され虫歯になりにくくなります。
食事の際は、1口につき30回は噛むことを習慣づけましょう。
それによって歯やアゴの発達がよくなるだけでなく、胃腸の負担を軽減し、脳への血流を促進することにもつながります。

 

白砂糖はカルシウムを消費する

丈夫な歯を作るには、カルシウム、ビタミンDといった栄養素をしっかり摂取することも大切です。
カルシウムは歯や骨の材料になるもので魚や乳製品に多く含まれてます。
ビタミンDは魚やキノコに多く含まれる栄養素で、カルシウムの吸収を向上させる働きがあります。
カルシウムとビタミンDを含む魚類は、歯質強化に理想的な食品です。
ちなみにお菓子や清涼飲料水などに含まれる白砂糖は、吸収の際はカルシウムを消費してしまうのでとりすぎには注意しましょう。また同じ糖分でも、黒砂糖やはちみつはミネラル分が豊富なので、白砂糖よりカルシウムの消費は比較的少ないです。

 

噛むことでの健康効果

血行促進・・・脳への血流アップや首、肩のこり予防

ダイエット効果・・・少量で満腹感が得られ自然に腹8分へ

唾液の分泌・・・消化吸収アップ、殺菌作用、免疫力向上、食品添加物などの分解

虫歯・歯周病の予防・・・歯の表面のプラークは付きにくく、歯ぐきの血行がよくなります