ボケ予防


認知症の最大原因は脳の血行障害

認知症(痴呆症)の原因は完全に解明されていませんが一番の原因としてあげられるのは脳の血行障害です。
認知症は、脳内の血流が悪くなることで、脳細胞が死滅したり、傷つくことから起こると考えられてます。
つまり脳の血液循環を促進し、脳に必要な酸素と栄養素を供給することが認知症予防の最大のポイントです。

 

ビタミンEとB1で脳細胞の酸化を防ぐ

アルツハイマー病に侵された脳と、健康な人の脳との比較をしたところ、アルツハイマー病の脳は抗酸化に働くビタミンEの濃度が低下してることがわかりました。
また、大脳皮質では酵素の働きをうながすビタミンB1も不足しています。
このことからビタミンEとビタミンB1はボケを防ぐうえで非常に重要な栄養素といえます。

 

ボケ予防10か条

  1. 塩分と動物性脂肪を控えたバランス良い食事をとる
  2. 適度に運動を行ない足腰を丈夫にする
  3. 深酒やタバコをやめて規則正しい生活を心がける
  4. 高血圧、肥満などの生活習慣病の予防・早期発見・治療をする
  5. 転倒に気を付ける、頭の打撲はボケを招く
  6. 興味と好奇心を持つ
  7. 考えをまとめて表現する習慣を
  8. こまやかな気配りをしたよい人付き合いを
  9. いつも若々しくオシャレ心を忘れない
  10. くよくよしない明るい毎日を

 

脳細胞を酸化から守る注目の栄養成分

ボケ予防として注目されているのが「イチョウ葉エキス」と「大豆レシチン」です。
イチョウ葉エキスは、銀杏の葉から取り出された栄養成分で、ギンコライドとフラボノイドというポリフェノールを含みます。
ギンコライドは脳で活性酵素が生成されるのを抑制し、脳細胞を守る働きがあります。
フラボノイドは20種類におよび、血行を改善する作用により、脳の活動を活発にさせます。
大豆レシチンは、大豆や大豆製品に含まれ脳を構成する神経細胞ニューロンをつなぎ合わせる部分をシナプスといいますが、大豆レシチンはシナプスで分泌させる神経伝達物質の合成に欠かせません。
大豆レシチンには、記憶力や集中力を高める作用があり、認知症に効くとされてます。
またコレステロールが血管壁に沈着するのを防止する効果もあります。