血液サラサラ


血液ドロドロの実態を暴く

サラサラ血液は健康の要です。
ところが日本人の成人の半分近くが、血液が通常よりもドロドロと粘性を持ち、コレステロールや老廃物で汚れてるとされます。
血液を汚す原因は一つではありません。
ドロドロ血液の正体は

  • 悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が増加したベタベタタイプ。
  • ストレスや不規則な生活で全身が疲労したネバネバタイプ。
  • 甘いものやアルコールなど糖質の摂りすぎからくるネチネチタイプ。

血液の汚れは全身の細胞の新陳代謝おとどこおらせ、疲れやすくし、免疫力の低下の症状を引き起こし
さらに悪化すると、動脈硬化などの病気に発展しかねません。



野菜の食物繊維が血液を掃除

血液の質は、食べ物に大きく左右されます。血液をドロドロにさせる最大の要因は、食べ過ぎや飲み過ぎです。とくに肉類などの動物性脂肪は悪玉コレステロールを増やし、アルコールや甘いものは中性脂肪を増加させます。
まず、食べる量を減らして食物繊維を含む野菜を積極的に摂りましょう。
野菜はビタミン、ミネラルが豊富で細胞を活性化させ食物繊維にはカサがあるため満腹感が得られるうえ、腸の余分なコレステロールや有害物質を吸着して体外に排出させる作用が期待できます。
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血液サラサラにする食生活

腹八分目の食事暴飲暴食を重ねると、余分な脂肪分や糖分が血液に流れ体内に蓄積してしまいます。その結果、代謝が落ちて老廃物がたまり、肥満や生活習慣の元凶になります。
肉から魚に切り替える牛や豚の肉類の摂りすぎは悪玉コレステロールを増加させます。同じ動物性脂肪でも青魚に含まれるDHA・EPAは悪玉コレステロールや中性脂肪を減らしてくれる健康食材です。
清涼飲料水、アルコールは控える清涼飲料水、アルコールには糖質が多く含まれており血液中の中性脂肪を増加させます。
野菜の食物繊維をしっかり摂る食物繊維は摂りすぎた脂肪や有害物質を腸でがっちり吸収してくれます。食物繊維を摂ることでバランスの悪い食事を正常に近づけることにつながります。

 

 

血液サラサラ成分で体質改善

日々の食事に血液サラサラ効果のある食材を取り入れていくと血液の質が飛躍的に高まります。

  • お茶・・・緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶などのお茶には血流改善作用がある。
  • 納豆・・・ナットウキナーゼという酵素は血管にできる血栓を溶かす作用がある。
  • 黒豆・・・血小板擬集を促進するアラキドン酸をブロックし、血液を固まりにくくする作用がある。
  • 酢・・・血流を改善する作用があり、赤血球の膜をしなやかにする作用がある黒酢が効果的。
  • ねぎ・・・長ネギ、たまねぎ、にんにくに含まれるアリシンには血小板の擬集抑制効果がある。
  • サバ、サンマ、マグロ・・・含まれる悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させるDHAと血液の粘度を低下させ固まりにくくするEPAの不飽和脂肪酸が効果的。
  • 料理用の油・・・バターやマーガリンは控え、コレステロール低下作用のある植物性油を使う。

上記のような血液サラサラ効果のある食品を日頃からしっかり摂れば、質の高い血液を保ち、血管の老化を防ぐことができます。

 

血液ドロドロ解消の生活習慣

早寝早起き血液をサラサラにするには、規則正しい生活を送ることが大切です。夜は22時から2時は、肝臓での血液浄化が十分行われます。12時前には就寝を心がけましょう。
1日2リットルの水分血液の大半は水分です。人間は1日に尿や便、汗、呼吸によって約2.5リットルの水分を排出してます。食事から摂れる水分を0.5リットルとすると、2リットルは飲み物から摂る必要があります。
運動、入浴で血液循環を改善毎日の運動や入浴で全員の血行をよくして、各部位にとどこおってた老廃物を流します。