ストレスの原因は大きく分けて4つ
対人間関係や家事育児、仕事の重圧、睡眠不足、生活環境など現在人は多くストレスを感じてます。
ストレスが続くと、自律神経やホルモンのバランスを失調させ、内臓不調やコリ症状、免疫力低下、血液がドロドロなどの不調を起こします。
ストレスの原因となる刺激をストレッサーと呼びます。
- 寒さや暑さ、騒音、薬害などのストレスを物理的ストレッサー
- 病原菌の侵入、病気やケガなど自分の健康状態によるものを生物的ストレッサー
- 怒りや憎しみ、不安によるものを精神的ステレッサー
- 家庭や職場環境、人間関係によるものを社会的ストレッサー
ストレスから身を守ることも大切ですが、栄養摂取や生活習慣などでストレスに負けない強い体を作ることことも大切です。
バナナや牛乳で栄養補給
ストレス解消や予防につながる栄養素としておもにタンパク質、カルシウム、糖質、ビタミンCがあります。
- タンパク質は神経伝達物質の合成をうながす働きがあり、脳の働きを活性化、精神を安定させます。ストレス発生のときは、タンパ質の構成物質であるアミノ酸が多く消費されるので十分補給する必要があります。
- カルシウムは脳の興奮を抑制して、気持ちを落ち着かせる作用があります。
- 糖質はブドウ糖に変換され、脳活動のための唯一のエネルギー源となり砂糖など糖質を多く含む食べ物は、神経伝達物質で鎮静、催眠、精神安定作用のあるセロトニンの分泌をうながし心に安らぎをもたらします。
- ビタミンCは、ストレスに対抗するホルモンの合成に必要となります。
以上の栄養素をバランスよく含む食材は、牛乳とバナナ、また適度な甘さのあるお菓子なども、心の安定剤としては即効性があります。